FOLLOW THE WIND

1年半ぐらいレコーディングやってたから、自分の中で日々感化されて変わっていく部分が生まれてきて収拾つかない。そこが一番大変だった。最初の頃に作った曲?1曲だけ、新しいタイプの曲と融合する形で生きたかな。全10曲だけど、曲作りにも時間かけてたんでバリエーション豊富で、みんな好きだろうなって曲と、自分がトライしてみたい、新しい感じのへんてこりんなのとバランスがうまく取れて、久々に自分で聴いて、これは絶対いいわと思えたね。ただ音がロック過ぎるというか、きちんとボーカルは聴こえてくるんだけど、いまどき日本の音楽であんなSQUASHYなのはないってぐらい、とにかくロックな音。ミックスのアイデアもめちゃくちゃ斬新だけど日本ではどうかなぁ。


レコード会社(復活)移籍して第一弾のオリジナルアルバム
移籍というか復帰移籍なんで、よけい力が入ったというか、時間がかかっちゃったというか。実は1年半前に1枚のレコードが作れるくらいには出来上がっていたんですよ。それを一回全部ボツにしてるんですよ。
録ったものの”これじゃダメだ”っていうことで。自分の中では、長い時間がかかって、作ってはボツにし、作ってはボツにしっていうのを繰り返しいたんで、ベストアルバムみないな感覚というか。いつもよりちょっと自身はありませすけどね。
(ボツにした一番の大きな理由は)東芝でそれまでに作ってきた”氷室京介”という歴史に太刀打ち出来るだけの作品になっていなかったから。

これまでのアルバムを超える
今回、ビート系の曲も意識して作っているんで、今まで、氷室京介にちょっと何か足りないなとか、こういうところも聴きたいと思っていたようなところも入っているかもしれないですよね。アメリカにいると、今、アメリカのラジオなんかでかかっているような曲ってビートが程よく入っているモノが多いんで、聴いていてかっこいいなと思う曲に自然とインスパイアされているのかもしれないですね。

(新しいフィールドに足を踏み入れたヒップホップは)これからも流行じゃなくて生き残っていくパートかもしれないですね。ライブなんかでも音程のこと気にしないでいいんで、そこでテンション上がっていくというパートになるかもしれませんね。オーディエンスとのやりとりも今とは違う進化をしていくんだと思うし。そういうテイストで残っていくんじゃないかと思います。

全編作詞の森雪之丞さんについて
歌詞は今回はじめて森雪之丞さんに全部やってもらった。雪之丞さんの独特の世界にぐっと持ってかれないように、途中で茶々入れながらこっちに持ってきて(笑)。曲に込めたイマジネーションが明確にあったんで、曲のテイストを通して氷室ワールドを感じてもらうっていうのをテーマにして、そこを言葉で理解してもらうセッションというか。何度も何度も書き直してもらいました。雪之丞さんが最初に書いてくれた詞の方がクオリティとして高いかもしれない。ただ、俺、今回は歌として言葉をいかに成立させるかっていうのをすごく重視してたんで、でも、プロだけにかっこよかったですよ。

今回はしつこくやらせてもらいました。雪之丞さん、疲れたんじゃないですか。何度も何度も書き直してもらったんで。でも、終わった後の親近感というか、やり遂げた後の信頼というのは前より厚くなってますよ。あの人は本物ですね。要領の方に逃げなかったんで。プロ中のプロですね。


参考文献45、KING SWING009





VIRUS
歌詞はいわゆるPOPじゃなくていい感じですよね。ちょっとクセのある。

WEEKEND SHUFFLE
俺にはない感じ。ラップというとちょっと照れくさいけど、レイジ・アゲイン・ザ・マシンとかリンキン・パークとか、ああいう要素にちょっとだけトライしたかった。若い、いわゆるミクスチュアなバンドとはまた違ったニュアンスで。氷室京介の王道としてやってきたものをメイン軸として、ある種、洒落っ気と受け止めてもらえれば。

LOVE SHAKER
英語のパートも、5年間あっちで住んでいるためにうまいこと、きちっとした英語としては外人はああは歌わないでしょうけどでもカッコイイですよ。正しい日本語英語のノリですよね。英語の部分も雪之丞さんが書いてくれて、多少乗せ方は俺が変えたりはしてますけど。

Claudia
期待されるシングルというか、みんな好きなメロディじゃないかな。俺の王道のイメージ。「KISS ME」とかのね。もともとシングルはなしって言ってたんだけど、最後にあの曲ができたときにレコード会社の人が、これ絶対シングルですよってすごく盛り上がって。

SACRIFICE
(一端ボツにした中で)全部じゃないですけど、『SACRIFICE』という曲だけ残ってますけど。あれはその時のセッションで録ったものなんです。それ以外は全部新しく作ったんですよ。

RAP ON TRAP
元々雪之丞さんReadingアルバム出してるじゃないですか。それをもらった時に結構感動したりしてるんで、いつかはやりたいと思ってたんですよ。今回たまたま雪之丞さんが全編俺のアルバムを請け負うって初めてのことだったんで、じゃここでなんかの曲でって言った時に、RAP ON TRAPのギタートラックがソロがあんまり良くなかったんで、だらだらとソロを長くするよりは、朗読を入れてみようか、というところから始まったんですよ。



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