Higher Self 
               

Higher Selfとは
  具体的なアイデアやビジョンは特別なかったな。今回のレコードに関しては行きたいところや目的をハッキリさせて、ここに行くぞ!とかこれを表現するぞ!って感じではないモノが多いよね。だから前作から1年経って、バックを固めてくれたメンバーとオレの交流がかなり進んできたんで、彼らと一緒に他にも作詞家の松井五郎さんやエンジニアの坂本さんなんかと1回レコーディングに入ってみたいなと思ってね。その時点でレコーディングに入った。発売日とかいちおうカタチとして何月何日っておうのがあったけれど、当然大幅に遅れたし。(笑)”プレ・レコーディング”の意味合いもあるし、”実践の場”でもあったというか。(バンドの)みんなからどんなモノが出てくるか?を試す意味での興味の対象だったよね、当初のレコーディングは...
もしもアルバムのコンセプトがあるとしたら、今まで一緒にやってきた人とのコラポレーションの中で”決め事”ではない何かが出てくるかどうかってところを確かめることになると思う。共同作業の楽しさをオレは身をもって知っているところがあるからね。BOOWY時代はもちろんソロになってからも含めてさ。自分で決め事を決めてからやる遂げる時に出てくる充実感はあるけど、やっている作業としてはさ、みんなでアーだコーだ好き勝手なこと言ってるほうが、何か楽しいんだよね。

CRIME OF LOVE
  マイナー系で重いビートの一曲っていうのがオレの場合なかったんでそれをやりたかった。インディーズの匂いっていうのかな、オレ、その手の感じが好きなんでそれを入れたかったし追求したかった。

BLACK-LIST
  ダンサブルものをロック・アレンジでやりたかった。バックの過激な音に助けられて、成り立ってるところはあるよね。逆にシャレっ気のほうにオレがいける余裕がある。そういうオケになってる。

VELVET ROSE
  けっこうアダルトな世界(笑)。イヤラシイ歌詞と何とかってやつで。だいたいオレは声を張って歌うタイプのボーカリストだけど、この曲はロー・トーンを試してる。なかなか魅力的ざんしょ?(笑)っていう。

PSYCHIC BABY
  SP≒EEDからオレへのアプローチでありメッセージでもあると思う。すごく狙いすましてピタリと当てた的解釈が嬉しい。氷室京介はSP≒EEDの目から見てこう映っていたと確認できた一曲。

MAXIMUM100の憂鬱
  ロックンロール・タイプの曲のなかでもちょっとキッチュな感じを作品にした。ギターのリフが入ることによって楽曲としてのテンションが俄然上がっちゃう味って、オレはけっこう知ってるでしょう?そこをすごく満足させてくれた一曲って感じかな。

WILD AT NIGHT
  SP≒EED編曲になってるけど、もともと友森が持ってた曲をみんなでリアレンジして一曲にしたおいうか。オレがスタジオにいない間にこういう曲をやっちゃうところはコワイよね。変拍子のシャッフル。

STORMY NIGHT
  アルバム中、歌詞が一番好きな曲。けっこう”HigherSelf”って感じとつながるんじゃないかな。この手のバラード系も今まではなかった。こういうバラードだったらいつでも歌うよっていう完成形。

CLIMAX
  これもけっこうギターサウンドの一曲だな。何か漂うようなメロディと、それを断ち切るようなギターっていう不自然なカップリングが気持ちいい。ヘンな感じがイイなっていうさ。

CABARET IN HEAVEN
  こういう歌い方ってBOOWYのときも「プラスティック・オーシャン」とかでもやったけど、ニュアンスが違うかもしれない。ひとつシャレみたいな要素を入れて歌おうかなと。一番リラックスした曲ではあるね。

MOON
  今、起こってる世界的な情勢とかを見つめながらけっこう考えさせられる一曲じゃないかな?”愛”にいくまでの過程っていうか、オレの精神状態がオーバーラップしてくる一曲だよね。

JEALOUSYを眠らせて
  これはけっこうシングルを意識して作った曲だから、結局アルバムからは少し分離したカタチで入ることにんると思う、オレの、まぁ、得意分野ってところ。

LOVER'S DAY 〜SOLITUDE〜
  この曲は歌詞もすごく気に入ったんだけど、ただ、ビデオ用にピアノ・バージョンを録った時に、やっぱりピアノだけの世界をレコードとして一度聴いてほしいなという欲求がオレのなかにあった。アルバムの締めくくりとして。



ALBUMへもどる


直線上に配置