氷室京介、ミュージカルを語る



『TIME』
  ロンドンやニューヨークに行くと、ミュージカルは必ず観る。前もってチケットを予約しておくようなことはしないけど、あっちに着いたらすぐ面白そうな作品をチェックして、知り合いに頼んでチケットを探してもらったり、チケット。ボックスで買ったり。
今までにいったい何本くらい観たのか覚えてないけど、すごく印象に残っているものっていったら、やっぱり数本に絞られる。
その中でもまず一番にあげたいのが『TIME』。これはすごかった。ストーリーはロック・ミュージシャンが宇宙と遭遇するというSFのロック・ミュージカル。といっても単純なものなんだけど、それより何といっても感激したのが舞台のセット、仕掛け。もう考えられないくらいすごかった。別にお金がかかっているっていうんじゃないんだけど、斬新な試みをいろいろやっていて、とにかく新しい感覚に溢れていた。
TOTTENAM COUT ROADの地下鉄のすぐ側の劇場で、4,5年やってたと思うんだけど、いったい何回観たかなぁ。何年か前にもう一度観たいと思って行ったらもう終わってた。すごい残念だったけど、きっといつか再演されると思う。もう一度やってみたいっていう人がいると思うんだ。

ミュージカルの楽しみ方
  ミュージカルっていろんな楽しみ方があると思う。『TIME』の面白さはトータルなもの。音楽、仕掛け、ストーリー。それが俺にはピッタリきた。でももっとストーリーだけの部分で感動するような作品もある。例えば『ミス・サイゴン』『オペラ座の怪人』。これを観た時には思わず泣いた。それくらいいいストーリーだった。

プロードウェイで観た『ブラック&ブルー』はまた違う意味で感動したミュージカルだ。これは黒人ブルース・シンガーの伝記ものなんだけれど、トニー賞をとったというだけあってすごく面白かった。

夢?
  いつか、もし機会があったらミュージカルをプロデュースしてみたいと思うことがある。自分が演るのは絶対に嫌だけど、作る側になって関わることにはとても興味がある。作品はどんなものでもいいんだ。やりたいって何かピンとくるものがあれば。
(引用文献:KINGSWING NO.15)





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