HIMURO'S WORLD "SPACE"

氷室、宇宙の魅力を語る。
宇宙が人間のちっぽけな存在なんてモノとは無関係に壮大なドラマを繰り広げ続けているんだとしても、自分が現在ここにこうして存在している以上、宇宙と自分の間柄を全く関わりのないものと決めつけちまったらあまりにも夢がないよね…。
ガッチガチに凝り固まった常識を武器にリーインカネーションや宇宙意識や宇宙の真理なんてあるはずないと決めつけてしまうのはあまりに簡単だけど。
−不思議が常識を超える−
そんなロマンチックな現実があっても俺は許せちゃうし、そう信じたほうが何だかちょっとトクした気分にならないか?

「ピラミッド」と「宇宙」(1993.2)
(PAPARAZZIを撮影中)エジプトには3週間ほど滞在してたんですけどすごいおもしろかったな…。2〜3年前に、天体望遠鏡を買って宇宙とかに興味を持っててね。その手の本を読むと、宇宙とピラミッドはつながってるみたいなことが、よく出てるんですよ。で、それを自分の目で確かめたいと思ってて。実際、あのでっかいピラミッドを目の当たりにした時は、感動的でしたよ。5千年前にこれを造った、当時のクリエイターたちの意識が、今もここに入ってるんだなぁなんて考えてたら、なんか、自分のスケール感のなさを見つめ直しちゃったしね。
ピラミッドの中にも入りましたよ。なんか不思議な感じがしたなぁ。っていうか、そこにいると疲れを感じないんですよ。あれが、いわゆるピラミッドパワーなのかどうかはわからないけど、逆に元気になっちゃう気がしたし。やっぱりピラミッドには、宇宙とつながってる、何かがあるんだなって思いましたよね。

宇宙からのテレパシー(1996.9)
(曲がすぐできる時、宇宙からのテレパシーじゃないですけど、何らかのものを受けて、それを歌という形にしてこの世に落とし込んでる…)
俺も宇宙の話とか好きですから。結構、そう思う瞬間はありましたね。例えば「NEO FASCIO」を作ってその頃に天安門事件とかベルリンの壁が崩れたり。自分の中に予知能力なんてないですけど、何かに導かれて自分が作る、それが結果的にそういうものとつながっていくという経験は何度かしてますから、宇宙とのつながりは信じたりしますよね。





「ホーキング、宇宙を語る」
'90年夏JT主催のイベントの際、スタッフの誰かが持ってきたこの本がおれの荷物の中に紛れ込んできたのが、この本と俺の出会い。
家に着いて、目を通してみたもののホーキングが何を語っているのかサッパリわからなくてネ。結果的にこのナリで似合いもしない、いわゆる科学雑誌を読みあさるハメになった。
シュミカセ(天体望遠鏡)を覗くために富士の5合目でカゼをこじらせたのも、ついこの間、ロスの画廊でやたら高価なアインシュタインのシルクスクリーンを買うはめになったのも、みんなコイツのせい(笑)。
この本の中で、彼は過去の物理学の簡単な歴史の後に、彼自身の考える再審の宇宙論を延々と語ってる。真空の計り知れないエネルギーを秘めた無のゆらぎから、ガモフの唱えるビックバンを経て膨張する宇宙の結末はいったい何処へ向かっているのか? ダークマターの存在によって宇宙は再び収縮を始めるのか? そのとき時間の矢は逆行するのか?ワームホールとは? 次元とは? インフレーションによって子宇宙、孫宇宙が存在するなら、現在俺たちが存在しているこの宇宙は何番目の宇宙なんだろう…。
そんな普段考えなくてもいいようなことを妙に真剣に考えさせてくれる1冊。俺たち凡人にとっては、ホーキングやビレンキンの予言する最新の宇宙論をやっと理解できるっていうレベルで待つしかないとしても、それも結構オツなものだよネ。

「NEWTON別冊       
  ブラックホール宇宙」

アインシュタインの特殊、一般相対論はじめ、量子力学やビックバン宇宙論に関してもっとも分かりやすく説明してくれる。
・「NEWTON1990.10特集 
    よくわかる相対性理論」
・「NEWTON別冊 
      銀河系の彼方へ」
物質としての宇宙の成り立ちを理解するために、親切な情報がたくさん詰まってる。

「銀河宇宙オデッセイ」
1.太陽系からの旅立ち
2.超新星爆発
3.ブラックホールとの遭遇
4.ET、宇宙人との交信
5.宇宙誕生のとき

<LaserDisc>
1.旅立ち/わが太陽系
2.遭遇/超新星爆発
3.接近/ブラックホール
4.交信/はるかなるET
5.飛翔/超銀河団
6.遡及/ビックバン



”不思議”のおもしろさ
宇宙の本はね、”ニュートン”って雑誌をとって読んだよ。あれってもうローテションでさ、ずっと内容変わんないんだよね。相変わらずアインシュタインの相対性理論からずっと話が抜けないんで。あとはホーキングが何か新しいことを言えば。そんな1週間おきに新しいこと言うわけもないじゃん(笑)。でも宇宙のことは面白いよね。この次元自体も不思議だよね。
もっと次元があるっていうのが分かってるっていうのも不思議でしょ?
観念の世界の話だもんね。でもそれを科学的に数字で証明してるからすごいよね。

望遠鏡に凝ってたとき    (インタビュー佐伯氏)
たまたま買うものがいちいちでかいものになっちゃうんで、すごく大げさになっちゃうんだよね。どうせ買うんだったら、たいした値段じゃないじゃん、あの辺のものって。めちゃくちゃ高いの買ったって100万とかそんなもんだもんねぇ。で、どうせ買うんだったら3万円の望遠鏡じゃなくて100万円の望遠鏡買っちゃうから大げさになっちゃうんで。佐伯の奥さんが星見るの好きって言ったからあげようかと思って探してたんだけど、どっかいっちゃったんだよね。ミーグっていうメーカーので、コンピュータがついてて記憶できるんだよ。
まず北極星にあわせないといけないんだよ。で、何月何日の自分のいる場所はどこってやると、狙った星をずーっと追ってくってやつ。

(おまけ♪)
佐伯 氷室さんって知識欲があるじゃない。
氷室 うん。若い頃よりも大分減ったけど。
佐伯 スタッフがわけのわからない宇宙の本とか読んでると、これは何だ?っつって。
氷室 すぐにね。
佐伯 ビッグバン理論とかすぐに本読んだとかって。
氷室 でも、いろんなことを知るのって面白いよね。で、子供とそういう話しをするのも面白いしね。何も知らない親よりは、いろんなことをちょこちょこ知ってる親の方が楽しいじゃん(笑)。なんか話してても。
佐伯 親として優秀であるためにやってるわけじゃないでしょ?
氷室 うん。好きだからなんだけどね。好きだよ、自分が知らないことを知るのは。
(2001/10)


Magazine「VOICE OF THE SOUL」Vol.5,6でも
  宇宙を語っています。
「VOICE OF THE SOUL」Vol.5,6へ



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