VOICE OF THE SOUL
〜HIMUROのいる場所〜

これは「POP BEAT」1996年7月から1年間続いた氷室自身による連載です。
毎回HIMURO's recommendationとして、オススメのCDや映画を紹介しているのも読み応えあります。
POP BEAT
1997年7月号
FINAL
   vol.1
   vol.2
   vol.3
   vol.4
   vol.5,6
   vol.7
   vol.8,9
 SPECIAL EDITION 1
 SPECIAL EDITION 2


ビデオクリップについて、そしてその後
元気にしてましたか?
2回分、俺はお休みもらっちゃったわけだけれど、レポートにあった通り、ビデオの制作・編集・そしてアルバムに向けての曲創りと俺にとって最も楽しく、また最も緊張する日々が始まっています。
NATIVE STRANGERのビデオはチェックしてくれたかな。
我ながら最高傑作と言い切れる仕上がり、STEVEはもちろんの事、RALPHをはじめとするプロのその仕事に多謝!!
RALPHのチームとはWALTZに続いての作品という事になるんだけれど、その「WALTZ」までを「魂を抱いてくれ」からのシングルクリップ集にまとめた作品集は、見てもらえたかな。
メイキング物っていうのも初めてなんじゃないかなと思うんだけれど、ロケにしろ何にしろ我ながらハードにやっているもんだと、改めて自らをほめてしまいます(笑)
砂漠のロケは50度なんて暑さだったりしたなとかね。
もちろんそれもこれもスタッフの強力なくしてはできない事なわけで−。
そしてRALPHとの「NATIVE STRANGER」。
あのシチュエーション、実は(といっても気付いた人もいるとは思うけれど)すべてセット。
俺のイメージの中にあった世界は100%再現されて、そしてSTEVEとのパフォーマンスは、俺にとってももう最高にスリリングな瞬間。
常に自分の中に居続ける生まれついてのスタンス的なモノを再確認しました。
考えてみればソロになってバンドと共にPVを創るというのも初めての事。
強い意識でそうしてきたわけではないので、バンドビジュアルへの回帰も今だからこそできた自然の流れ、すごく楽しいしね。
リズムを務めてくれた2人、ドラムの永井君とベースの春山君とも久しぶりに会えてすごく楽しかったな。
春山君はヘアスタイル(?)が見事に変化して”オーッ!”ってな感じだったけれど、かっこ良いよね。彼は89年NEO FASCIOのTOURでベースを弾いてくれています。
変わっちゃってて気付かなかったでしょ。
そして永井君は俺のソロ1年目からずっと俺の後ろでドラムを叩いてくれている頼もしい奴。
こっちでU2のステージを観たり、そしてバンドのメンバーを再会したりで、さすがにステージが恋しいぞって気分もあるかな。そうそう、2人とはLIVE HOUSEにも遊びに行ったりしてね。
俺はもともとバンドの人だからさ、今だからジョイントできたSTEVEにしても、リズム隊の2人との再会にしても、すごく良い時間の流れの中で、自分の音楽に対するスタンスもまたすごく素直な方向へベクトルが向いているように思います。
楽曲も今、STEVEのスタジオと、俺の所を行ったり来たりしながら2人で共作中。こんな作品創りも随分久しぶりの事。
STEVEの楽曲も歌ってみようと思う。
拡がりすぎる可能性を作品に変えていく時間が本当に今は楽しいね。レコーディングが待ち遠しい−。
これはもう本当に期待していてほしいな。きっと気に入ってもらえると思う。
仮にそこが俺の原点だった場所だとしても、そこに戻っていくという意識とはまったく別物。
たくさんの主観の積み重ねやたくさんの試みを通貨したからこその”今”だからね。
音楽は素晴らしく楽しいです。

氷室から最後のメッセージ
そんなわけで約1年間続いたこのページもひとまず今回で最終回。
わがまま言って始めさせてもらって、やっぱり最後もわがままをきいてもらっちゃいました。
編集部の皆さんにも本当に感謝の気持ちでいっぱい。
そして何よりも読み続けてくれた皆、どうもありがとう。
本当に、本当にたくさんの手紙達を読ませてもらって、さすがに気持ちはちょっと複雑。
ひとつひとつ答えられないけれど、皆の想い、それから悩み、期待、めいっぱい受け取らせてもらいました。
俺も勇気づけられたりしてね。
大感謝です。
6月いっぱいは楽曲創り、そしていよいよスタジオでの日々が始まります。
年内には皆の元へそんな俺の可愛い可愛い作品達を届けられればと思っています。
年が明けて、TOURで皆と会えたら良いね。
今、そんな風に思っています。
皆もそれぞれの時の中で頑張って。
出会えないかもしれない仲間達の日々を期待しています。
それじゃあまたどこかでー。





今回で「VOICE OF THE SOUL 〜HIMUROのいる場所〜」は最終回です。
HIMUROの音楽に懸ける想い、ファンに対する想いが伝わってきた内容で、ざっくばらんに話すHIMUROの新たな一面を垣間見ることができた連載でした。編集していてとても楽しかったです^^;
(By管理人)






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